生まれました

というか出しました!この私が4キロ弱(正確には3946g・身長51cm)の巨大な娘を!笑

25日の23:30
 少し強めに、生理痛程度のキューっとした痛みを感じる。
24:00
 旦那残業から帰宅。痛いけど、わかんないしまだいいよと言って、睡眠を取ってもらう。私はテレビを見たり、パソコンに向かってみたり。
26日の0:30
 ダウンロードしたソフト「陣痛ポン」(ポチっとしているだけで間隔を計算してくれるという便利ソフト。でも30分くらいしかしなかった)で測ったら、痛みは7分間隔くらいだったので、夜中で電話し辛くなる前にと、一度病院に電話をしてみる。助産師さんが「怪しいし、経産婦だし、一度見せてください」と言うので、仕方なく娘を連れて病院経由で実家に行くことに。痛みはまだキューっとするなーくらい。
1:00
 準備をして、自宅出発。娘は起きてしまい、目をパッチリ開いたままドライブ。途中、車に乗ったせいか痛みが強くなってくる。やっぱり陣痛かな!?とか思う。
1:30
 病院着。そのまま陣痛室に入り、内診&モニター。子宮口は3〜4.5cmで入院確定。「帰さないよ〜〜」と担当助産師さんに言われる。今夜の助産師さんは、前回の入院でも顔見知りで好きなタイプの人だったのでホッとする。娘は2階のりんごジュースをオネダリして深夜なのに飲んで、リラックスしていた。販売の場所を覚えていたらしい賢い娘を置きに旦那は実家へ出発。娘は実家で大泣きし、実家母と父は夜中だというのに一遊びさせられたそうだ。
3:30
 戻った旦那に見守られつつ、ベッドの上で苦しむ私。陣痛が来るとメガネを外して、なぜか落ち着くので両手で目を覆って、深呼吸を続けた。だんだんと陣痛らしい痛みになってきて、子宮口もどんどん開き5.5cm。「暗いうちに生まれるかも?」と言う助産師さんに「信じないー信じちゃだめだー笑」と前回の長時間陣痛の思い出なんかも話しつつ、痛みは強くても様子もわかってて、陣痛と陣痛の間には会話もちゃんとできる。経験もあったし、出産への勢いの良さに喜んでいて、割と余裕に陣痛をこなしていたと思う。
5:00
 サクサク開く子宮口は7cm。間隔は3分くらいで、嘘かと思うくらいに経産婦らしい出産に、戸惑いながら、早めに、と分娩室へ移動。旦那に「がんばれー」と言われ、「出してくる!けどなんか早すぎない?」と言う。しかし、そのまま子宮口は9cm〜9.5cmになったあたりで、痛みばかりが続いている。だんだん分娩室のガラスブロックの窓も明るくなり、ほらやっぱ時間かかったじゃんかーと恨めしく思いつつ、痛みを逃して過ごす。けれど、この段階で、通常の大きさの子だったら、生まれてもおかしくなかったらしい。胎児の降りてくる&出そうな感覚はまったく無し。
7:56
 破水。破水したら子宮口も全開になりやすいとかで、期待するが・・痛いばかりで、生まれそうな力を入れて出したい感覚は無い。助産師さんが言うのには、この頃には頭がでか過ぎるせいだな、とわかっていたそうで・・。破水したことと、外来が始まる朝になっていたのもあって、先生がババーンと登場!助産師さんの「先生なら出せるかもぉ」という一言が聞こえて、「まじで?なんで?」と思いつつ、ちょっと嬉しい私。後で考えたら、それは力づくで出せるという意味だったので、ちょっと怖かったけど。でも、ふんばって力を入れても、ゴムのきつい中をギュウギュウと頭が詰まっているくらいのきつい感覚があって、子供はちっとも降りてこない。ナッパの時には、3回いきんだだけで、スルリと出た感じだったのだが何かが違う・・キッツイし、つっかかってて痛いし、何度力を入れても動かない。
それでもなんとか先生の助け?で頭が出て・・肩がまた途中でつっかえて・・次の陣痛で出て・・
8:36
 出産!今回のママは「生まれたーーーーー」って第一声。大きいわぁ!の3946g!!!!!
あれ?でも、娘ってば変な色。紫というよりか全身グレー。泣いているけど、ちょっと力も弱いし、と私が気づいた時には、酸素マスクを口元に置かれて、だんだん赤みが差してきた。生まれる直前のモニターまでは、元気だったので、つっかかっている間が長かったのが原因みたいなんだけど、苦しかったんだろうなー。しばらく様子を見ていても、娘は呼吸回数多めで酸素飽和度を足の裏で計測してみても、うまく酸素を取り込めていないそうで、苦しげ。結局酸素マスクではなく、安定して酸素を吸えるように保育器に入ることになった。
11:30
 私自身も子宮筋腫があるせいで、子宮を収縮させる点滴も2倍量。子供が大きいだけでなく、胎盤も800g越えだったそうで、私の体重にどのくらい変化があるかが楽しみだ。出血もちょっと多めだったそうで経過を見ていたけれど、ようやく病室に移動。旦那は分娩室に入ってから、見えないところで待っていたので、たぶんかえって疲れたと思う。途中で助産師さんからも、何度か進まない出産の説明されてたそうだ。産後の点滴をしている間は病室に移動して待っていてくれたけれど、ほとんど眠らずに居たのもあって、私が病室に戻ったのを確認して一時帰宅。私は、すぐに昼ごはんをモリモリ食べたけれど、出血が多かったので、部屋から出ることを禁じられてしまい、夕方まで娘2号を見には行けなかった。
18:00
 夕方になってOKが出たので、ナッパと両親が来て初対面。パパも時間を合わせて来ていたので、写真を撮ったりした。保育器の中で、裸んぼうの娘。早く出れるといいねえ。